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訪問ヘルパーの仕事は大変!?少しでも楽にする方法とは?

訪問ヘルパーの仕事は大変、と感じる人は多いでしょう。確かに個人宅を訪問し、排泄の世話などもある介護サービス。決して楽な仕事とはいえません。
しかし、ヘルパーのケアにより利用者の生活の質が上がるのはもちろん、利用者家族の負担を軽減できる、とても「喜ばれる」「不可欠な」サービスでもあります。

そんな大変な仕事を担うヘルパーの負担を軽減し、少しでも楽にできる方法はあるのでしょうか?この記事では、ヘルパーの仕事内容、ヘルパーの大変さ、負担を軽減したり気持ちを楽にする方法を書いています。ぜひ最後までお読みください。

ヘルパーの仕事が大変と感じる場面

それではまず、ヘルパーの仕事でどんなところが大変と感じるのかみていきましょう。

体力の問題

ヘルパーの仕事の中でもメインである身体介助。最もやりがいを感じる部分でもありますが、利用者を抱えたり、支えたりすることで肩や腰に大きな負担がかかります。肩腰を壊したのが理由で離職する人が多いのも事実です。
また、訪問ヘルパーは移動も多く、体力的につらいという人もいますよね。
利用者も大人で、自分自身よりも体が大きい場合もあり、少しの移動でもかなり体力的負担がかかることがあります。1日に数件を回るとなると終わったころにはぐったり…。
こうした体力的な問題から「長くは働けない」「もう無理」と感じる人は多いでしょう。

心の問題

訪問ヘルパーは個人宅にお伺いする仕事なので、利用者や利用者家族との関係性に悩むことがあります。時には傷つけられたり、思ってもみなかったところでストレスを抱えてしまうこともあるでしょう
利用者・利用者家族・ケアマネ・サ責や同僚スタッフなど、多くの人が関わる仕事です。人間同士なのですから合う・合わないはありますし、トラブルも生じます。同じ介護職種であっても、看護師やケアマネなど職種が違うと分かり合えず、ぶつかってしまうケースも多いですよね。我慢できず心が病んでしまうことも。

給料が低い

訪問ヘルパーの場合、時間の融通がききやすい反面、施設系ヘルパーなどに比べ時給が低い傾向にあります。体力面のしんどさと比較し、「給料が低い」と感じやすい面もあるのかもしれません。処遇改善加算など訪問介護事業所は2024年の報酬改定により基本報酬の減額もあり、多くの訪問介護事業所ではさらに売上の確保が難しくなるとも言われています。

社会に必要不可欠な仕事であるにもかかわらずなかなか給与面は厳しいのが現実。やりがいがあっても、給与面から続けられないという人もいます。

訪問ヘルパーが大変と感じたら少しでも楽にするための方法

仕事柄大変なことが多い訪問ヘルパー。しかし、ちょっとした心がけや工夫で負担を軽減することができます。「きついな」「もう無理」と思ったら、まずは試してみてくださいね。

ボディメカニクスの習得

ボディメカニクスとは、介護者と要介護者双方の身体的負担を軽減できるテクニックのことを言い、最小限の力で介助をできるようにする技術です。特に腰の負担の軽減、腰痛予防に効果があるといわれており、注目されています。

力があるから大丈夫と思っていても、繰り返し同じような動作を繰り返していることで最終的に体に支障が出てしまうこともあります。今大丈夫だからといって体に負担がきていないというわけではありません。体にできるだけ負担を減らすケアの方法を知っておきましょう。

介護に役立つ人体力学

力任せに持ち上げたりすると相手にも大きな負担となります。相手との距離や、ねじりなどを連動させ、負担が少なく、楽に移動させる方法などを解説。誤嚥防止の運動まで説明してくれています。文字よりも写真が多く、初心者でもすぐできます。
介護する人、される人がラクになるのを助ける教科書のような一冊。おすすめです。

転職先はいくらでもある!と考える

よく、「上司に相談すればいい」「同僚に愚痴を吐けばいい」ということも言われますが、そもそも上司や同僚との人間関係に困難を感じている場合もあります。仕事だからと利用者との関係性に悩んでも頑張ってしまうことも。

介護事業所はほとんどの事業所で「人手不足」の状態です。「転職先はいくらでもある!」というのはさすがに横暴かもしれませんが、あなたの経験、あなたという人材を欲している事業所は本当にたくさんあることでしょう。施設ヘルパーであれば給与面がアップする可能性もあります。

今の環境はきついな、もう無理かもと思ったら、ここを辞めてもなんとかなる、と考えることで、気持ちをラクにしてあげましょう。

体はもちろん、心を病んでは働き続けることができません。どうしても心が辛い環境に置かれたら、自分を追い詰めず、別の環境に移るというのもいいのではないでしょうか。

資格を取る

もしも初任者研修終了資格のみの方は、介護福祉士の資格を目指してみてはいかがでしょうか。介護福祉士の先にはケアマネの資格もあります。
資格を取得することで、給与面の待遇が厚かったり、転職先で有利に働くこともあります。介護業界で給与アップを見込むにはこうした資格取得や、役職への挑戦なども検討してみてはいかがでしょうか。

努力次第で今の環境から大きく変えることができる可能性もあります。自分の立場や状況を向上させるためにも資格の取得は有効です。また、資格を取ることを目標にすることで、日々の励みとなり、辛さが軽減するかもしれません。

事業所を立ち上げる

ちょっと飛躍した話かもしれませんが、自分が思うようなケアができない、人に遣われるのは嫌だ、もっと待遇のいい介護事業所はないのかと考えたら、自分で介護事業所を立ち上げるというのもひとつかもしれません。

介護事業所の立ち上げは、スタッフの確保や申請など、大変な面はありますが、気の合う仲間同士で新たに事業所を立ち上げる人も多い業界です。訪問介護事業所であれば、マンションの1室など小さな場所からスタートすることも可能ですよね。

自分の事業所ならこうするのにな、と考えることがあるのなら、向いているかもしれません。

ヘルパーの大変さを軽減できるツール

大変なヘルパーの仕事ですが、アプリを使うことで負担を軽減できる部分もあります。

毎日何件も訪問しなくてはいけないのに、介護記録の提出が必要で直行直帰ができない、ということはありませんか?疲れて帰ってきてからまとめて介護記録を書いていて負担に感じることはないでしょうか。

介護記録アプリを導入することで、サービス提供後すぐに報告が完了し、直行直帰が可能になります。時短が叶えられることで精神的にも身体的にも負担が軽減します。

ヘルパーの負担軽減にテレッサモバイル

ヘルパーの仕事の大変さを解消するために、おすすめしたいのがテレッサモバイルです。

テレッサモバイルは、LINEを活用した介護記録アプリで、ベテランヘルパーさんでもすぐに扱えるようになると好評です。

直行直帰がかなえられるのはもちろん、特定事業所加算の取得要件もクリアでき、事業所運営の安定化にも役立ちます。(※ベーシック版)

ヘルパーの負担軽減を考えている方はぜひテレッサモバイルをぜひご検討ください。

Author Profile

りんご
りんご
5年にわたり祖母の介護を経験。その経験を元に、介護の世界へ。
現在はライターとして介護の記事を中心に執筆中。