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新人介護士必見!介護の仕事に必要な働く前の準備と心構え

  • 初めての介護の仕事だけどついていけるかな?
  • 注意しなくてはいけないことはあるのかな?
  • 準備しておくものはあるのかな?

介護の仕事が初めての方は特に、期待と不安の入り混じった状態で出勤日までソワソワしている方が多いかもしれません。

今回の記事では、介護の仕事が初めての方に向けて解説します。少しでも準備して、心構えを持っておくことで、不安を軽減させて初日に臨みましょう!

まずは、新人介護職員に必要な基本の心構えを確認します。

介護の仕事はサービス業なので、接遇マナーを心得ておく必要があります。介護士として大切にしたい接遇マナーの5原則は以下の通りです。

  1. あいさつ
  2. 身だしなみ
  3. 言葉遣い
  4. 表情
  5. 態度

接遇マナーの5原則は介護職以外の方にも当てはまる、ごく基本的なことです。介護職は特に、ご利用者やご家族はもちろん、他の介護スタッフや他職種とのコミュニケーションが大切な仕事なので、しっかり心得ておきましょう。

介護職は身体的・精神的にパワーが必要な仕事なので、体調管理には常に気をつけておくことが大切です。身体介護で身体に負担がかかったり、不規則なシフトで生活リズムが乱れたりするため、基礎体力を付けておかなければなりません。

精神的なストレスも溜まりやすいので、息抜きの方法などを見つけておくのがおすすめです。

介護職は、ご利用者の尊厳を守り、相手の立場に立って思いやりを持って接することが何より大切です。一人ひとりに寄り添ったコミュニケーションを心がけましょう。

とはいえ、何でも手伝ってあげるのは適切な介護ではありません。できることはご自身で行っていただく自立支援も大切です。

初めは、ご利用者とのコミュニケーションに戸惑うこともあるかも知れませんが、人生の先輩に対して謙虚な気持ちで接することを忘れずに、丁寧な仕事を心がけるようにしましょう。

介護の現場はチームケアで成り立っているので、報連相(報告・連絡・相談)が重要です。介護士同士のコミュニケーションはもちろん、他の専門職とも連携を取りながら業務にあたります。チームが円滑に業務を遂行するためには、細やかな情報共有が欠かせません。

報連相を怠ってしまうと、事故やクレームのリスクが高まってしまいます。判断に困ることは一人で悩まず、些細なことでも気になればすぐに報連相することが大切です。

ご利用者へ最善のサービスを提供するため、また自身のスキルアップのためにも日頃から自己研鑽を忘れないようにしましょう。介護現場では、さまざまな心身の状況のご利用者へ対応しなければなりません。その時々の状況で柔軟な対応が求められるので、知識や技術のアップデートが必要です。

また、介護業界では新しい情報や考え方が次々と登場します。介護保険法も定期的に改正されるため、状況に合わせて自らの知識も更新していかなくてはなりません。研修やセミナーへ参加したり、資格取得に挑戦したり、現状に満足せずに常に向上心を持つ姿勢が大切です。

介護職として働くと決まった場合、事前に準備しておくと安心なことをご紹介します。

前述のとおり、介護職は体力が必要な仕事なので、日頃から運動習慣を付けて基礎体力をつけておくことがおすすめです。身体を痛めてしまう方も多いので筋力を付けておけば、腰痛予防にも効果的です。

スポーツはストレス発散にもなるので、趣味として楽しめることを見つけておくのもよいでしょう。

働く職場について、事業所の情報や特徴は理解しておくことが基本です。ルールや方針は職場によって異なるため、よく確認しておくと安心して仕事に臨めます。職場のホームページや介護サービス情報公表システムなどでも確認できます。

また、遅刻をしないように職場までのルートも確認して、通勤のシミュレーションをしておくと安心です。

服装や履き物も職場のルールに従って準備しておきます。ユニフォームがある場合や、服装の色や形の指定、エプロンの着用など職場によってルールが定められています。

また、ハンカチ・マスクのほか、メモ帳・ボールペンなどの筆記用具も必須です。マスクやアルコール消毒などの備品は職場で用意されるかもしれません。当日に焦ることのないように、職場のルールと一緒に、持ち物も確認しておきましょう。

介護の仕事が未経験の方でも、ある程度の知識や技術は予習しておくと安心です。介護保険制度・ケアプラン・高齢者の心身の特性や疾患についてなど、介護の仕事をする上で学ぶことはたくさんあります。介護技術は、動画などでイメージだけでもつけておくことができます。すべて頭に入れるのは難しいですが、少しでも事前知識があると、実際の場面に遭遇した時に頭に入りやすいためおすすめです。

いよいよ新しい職場に出勤する時に心がけるべきことをご紹介します。

ご利用者や他の職員へは自分から進んであいさつをすることを心がけましょう。明るく大きな声であいさつすることで好印象を与えられます。あいさつは接遇の5原則の一つです。

初めのうちは緊張してうまく話せないこともあるので、あいさつだけでも元気よく行えるように意識することが大切です。良い印象が与えられれば、相手からも気軽に声をかけてもらえます。慣れてきたら天気やニュースなど、ちょっとした話も付け足すとコミュニケーションが深まります。

出勤初日に限りませんが、仕事を覚える上でこまめにメモを取ることはとても重要です。教えてもらったことは細かくメモしておき勤務終了後に見返すことで、その日に覚えた業務やご利用者の情報が頭に入ります。

また、介護の仕事はご利用者のご様子や自分が行ったケア内容を介護記録に残す必要があります。介護記録を作成する時に忘れてしまわないようにメモをとる習慣は欠かせません。

分からないことは積極的に質問し、常に学ぶ気持ちを忘れないようにすることが大切です。

多少経験のある方でも、新しい職場ではご利用者の状況や職場のルールが異なるため、最初は分からなくて当然です。勝手に判断してしまい、事故やトラブルにつながることは避けなければなりません。

バタバタと忙しい時に、他の人に声をかけにくいかもしれませんが、わからないことを放置せず必ず確認しましょう。

配属されて一番に覚えなければならないのはご利用者の名前です。ご利用者の名前を覚えていなければ、何においても仕事がスムーズに行えません。ご利用者と信頼関係を築くためにも大切なことです。ご利用者にも、名前を呼んでもらえてうれしいと感じてもらえるでしょう。

認識が曖昧な場合には事故につながる危険性もあります。いきなりすべてのご利用者を覚えることはできないので、名前と特徴をメモしておき、少しずつ理解できるようにしましょう。

仕事に慣れてくると、ケアが雑になってしまうことがあります。ご利用者と親しくなることで、馴れ馴れしくなったり、言葉が乱れてしまったりすることもあるので注意が必要です。

ご利用者に対しては常に敬意を払い、丁寧なケアを心がけましょう。

仕事を続けていると徐々に疲労が蓄積してくるので、長く仕事を続けるためにも体のメンテナンスが大切です。身体介護では、介護者の身体に負担がかかるので、ボディメカニクスを利用した介護技術を身につけることや、勤後退のストレッチが腰痛などの予防につながります。

介護者が心身ともに健康でなければ、ご利用者にとって最適なケアを提供することができません。ストレスがかかりやすい仕事なので、常に気分転換や体のメンテナンスで体調をコントロールできるようにしましょう。

今回の記事では「新人介護士必見!介護の仕事に必要な働く前の準備と心構え」と題して解説しました。

初めて介護の仕事に携わる方は、期待と不安でいっぱいの方もいるかも知れません。しかし、大切な心構えは社会人として基本的なことばかりです。覚えなくてはならないことや重要なことは、仕事に慣れてくるにつれ徐々に身についていきます。学ぶ姿勢と、ご利用者、仲間への思いやりを大切にして仕事に臨みましょう。

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tomo
tomo
特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、居宅介護支援事業所での勤務経験。
介護福祉士、介護支援専門員の資格を活かし、高齢者やその家族、介護現場で働く方々のお役に立てる情報をウェブメディアなどで執筆中。