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訪問介護の記録時間はどこまで含めていい?記録業務の疑問と効率化のヒント

訪問介護の現場では、サービス提供だけでなく、記録・報告・請求業務などの事務作業が日々発生します。

その中でも「介護記録にどれだけ時間をかけていいのか」「介護記録はいつ書くべきなのか」といった疑問は、現場スタッフや管理者にとって切実な課題です。

この記事では、「訪問 介護 記録 時間」をキーワードに、記録業務の目的や時間の扱い方、効率化の方法までをわかりやすく解説します。

訪問介護の記録はなぜ必要?その目的を再確認

まず、記録業務の「そもそも」に立ち返ってみましょう。訪問介護の記録には、以下のような目的があります。

  • サービス提供の証明
  • 介護報酬請求の根拠
  • ケアプラン作成・変更のための情報収集
  • 他職種との情報共有(医師・ケアマネ・家族など)
  • 利用者の状態変化の把握と対応

記録は単なる「作業」ではなく、サービスの質と安全性を支える重要な業務です。

訪問介護の記録時間について、「サービス提供時間に含めていいのか?」という疑問はよく聞かれます。

  • 原則として、記録はサービス提供時間内に行うことが望ましい
  • ただし、記録に時間をかけすぎて本来のケアが疎かになるのは本末転倒
  • 利用者の状態やサービス内容によっては、記録時間を調整する柔軟性も必要

記録は「サービスの一部」として位置づけられているため、提供時間内に記録を完了するのが基本です。

しかし、ただでさえ忙しい現場で、記録の時間までサービス時間に含めるのは難しいというケースもあるでしょう。実際はサービスとサービスの合間に書いたり、勤務時間外にまとめて書いているという比とも多いのが現状です。

記録を書くタイミングと注意点

記録は「いつ書くか」によって、内容の正確性や業務効率が大きく変わります。

  • サービス終了直後に現場で記録する
  • 状態変化や気づきがあった場合はすぐにメモ
  • 可能ならスマホやタブレットでリアルタイム入力

記憶というものはちょっとしたことですぐに忘れてしまいます。覚えているだろうと思っていても、肝心なところが抜けていたり、曖昧になってしまうこともあります。

介護の現場では、その「抜け」や「曖昧さ」が大きな問題となることがあります。場合によっては命に関わることもあるのです。

ちょっと気になるところがあればすぐに記録することがベストです。

  • 感情や主観ではなく、客観的な事実を記録する
  • 5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように)を意識する
  • 曖昧な表現や不要な情報は避ける

記録は「日記」ではなく「業務報告」です。誰が読んでもわかりやすく、必要な情報が端的に伝わることが大切です。

訪問介護記録を書く際に注意したいことは3つです。

誰が読んでもわかりやすい文章で書く

ビジネスシーンでも同じですが、誰が読んでもわかりやすい文章になることが重要です。

そのため、5W1Hと呼ばれる「いつ(When)・どこで(Where)・誰が(Who)・何を(What)・なぜ(Why)・どのように(How)」を意識して介護記録を作成すると、必要な内容を端的に説明できるでしょう。

客観的に記入する

介護記録は日記ではなく記録です。

客観的な事実をありのままに記載することで、今後の課題も見えてきます。

スタッフの感情や憶測は不要です。

悪い例:「食事を残されたので調子が悪いのかもしれない」
良い例:「食事を3分の1残された。胃の調子が悪いと言われていた」

利用者にいつもと違う様子があったり気づいたことなどがあったりすれば、記載しておくと良いでしょう。

あいまいなこと不要なことは書かない

介護記録はいろいろな人が見るものであり、ケアプランの参考ともなる資料のひとつです。

あいまいな内容を書くことで他職員へ混乱を招いたり、利用者や利用者家族に誤解が生じる可能性もあります。

書くことがないからと不要なことを書くのはやめましょう。


手早く書けてしっかり伝わる!介護記録の書き方&場面別文例集

「時間をかけずに正しく書ける」介護記録の書き方のポイントがわかる!
すぐに使える場面別文例が満載!
気になる場面やヒヤリハット場面が充実しています。


記録時間を短縮する方法|電子化のすすめ

「記録に時間がかかりすぎる/効率化したい」という声は多く、業務改善の第一歩として記録を電子化する事業所が増えています。

  • スマホやタブレットで現場から記録を入力
  • サ責がリアルタイムで確認・指示できる
  • 月末の請求処理がスムーズに進む
  • 保管スペースが不要になり、検索も簡単
  • 情報共有がスピーディーに

紙の記録では、持ち帰り・転記・保管などに時間がかかりますが、電子化することで記録に関わる業務の時間短縮、直行直帰が可能になります。

テレッサモバイルで記録時間を効率化

メイン

テレッサモバイルは、LINEを活用した介護記録システムです。

記録に特化しているため操作もシンプルで、介護記録はリアルタイムで事業所に共有できるため、事務作業の負担軽減・効率化がかなえられます。

テンプレート機能や音声入力も可能なので、サービス時間内にもスムーズに記録を残すことができます。

  • LINEが入ったスマートフォンがあればすぐに始められる
  • 幅広い年齢層で使いやすい
  • 月額1,980円~と低価格
  • 申し送りはテンプレートでミスや漏れを防止し効率UP
  • 紙の記録と併用できる設計で安心(1年間は専用記録用紙の無料プレゼントもあり)
  • サポートも直接LINEですぐにつながる安心感
  • IT導入補助金対象ツール

また、テレッサモバイルを導入することで、特定事業所加算の要件である「適宜報告」が可能になるため、事業所の安定運営が期待できるでしょう。特定事業所加算取得のためのサポートや、研修サポートもありますので、この機会にぜひ相談してみてください。

ヘルパー手帳

介護用語や研修記録のページなど、ヘルパーさんの日常業務に活用できる情報満載のヘルパー手帳です。

持ち運びに便利なコンパクトサイズ♪

投稿者プロフィール

りんご
りんご
5年にわたり祖母の介護を経験。その経験を元に、介護の世界へ。
現在はライターとして介護の記事を中心に執筆中。