テレッサmobileのロゴ
テレッサmobileのロゴ

介護の申し送り例文|苦手な申し送りを楽にする方法とアプリの活用のコツ!

  • 「介護の仕事は好きだけど申し送りは苦手…」
  • 「申し送りノートの書き方がよく分からない」
  • 申し送りの例文があったらいいのに

こういった悩みを持っている介護士さんは多いのではないでしょうか?

申し送りは介護業務において非常に重要な仕事であり、申し送りを適切に行うことは、利用者様により良い介護サービスを提供するために必要不可欠です。

本コラムでは、申し送りが苦手な人に向けて、申し送りの重要性や書き方、例文などを紹介します。また、申し送りが苦手な人におすすめの便利なアプリを紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

それでは、本題に入っていきましょう。

申し送りの例文

訪問介護では、スタッフが一人で利用者宅に入るため、申し送りの質がそのままサービスの質と安全性に直結します。
ここでは、訪問介護で実際によく使われる申し送りを、状況別にいくつか例を挙げてみます。

● 発熱・倦怠感

「本日の訪問時、37.6℃の発熱があり、倦怠感を訴えられていました。食事量は通常の半分程度で、水分は少量ずつ摂取できています。便は普通。尿も出ています。室温調整と休息の確保を行いました。」

● 血圧・バイタルの変化

「朝のバイタル測定で血圧が165/92と高めでした。頭痛やめまいはないとのこと。休息を促し、落ち着かれています。水分摂取はされています。」

● 服薬状況

「昼の服薬は問題なく実施できましたが、飲み込み時に咳き込む様子がありました。薬の量が多いので苦痛だと言われていました。」

● 食事量の変化

「昼食は3割程度しか摂取されませんでした。咀嚼は可能ですが、歯の調子が悪く、あまり食べたくないと言われていました。バイタルは平常通りで、水分は摂れています。」

● 便秘

「3日間排便がありません。腹部の張りは軽度で痛みはないとのこと。食欲はあまりないと言われており、食事は1/3残されました。水分は少量ずつ摂られていますが、積極的に摂っていただくよう伝えました。」

● 下痢・軟便

「本日2回の軟便がありました。脱水の可能性があるため、水分摂取のお声掛けをしました。食欲はあるとのことで、お昼も完食されました。」

主観は一切入れず、客観的事実のみを記載しているので、理解しやすい内容になっています。

申し送りの書き方のポイント3つ

続いて、申し送りの書く際のポイントを紹介します。内容は、以下の3つです。

  • 簡潔にまとめる
  • 客観的事実を書く
  • 項目ごとに整理しておく

それでは、ひとつつずつ解説していきます。

簡潔にまとめる

申し送りは簡潔にまとめて要点だけ伝えましょう。慣れるまでは、多少長くなっても構いません。なぜなら、簡潔さを意識するあまり伝えるべき情報が伝わらない可能性もあるからです。

新規の利用者様であれば、情報が長くなるのは構いませんが、普段からこまめに情報共有している利用者様であれば、特に変わりがなければ余計な情報を伝える必要はないでしょう。

大きな体調変化もないようであれば、バイタル数値と日常生活の様子を伝える程度で構いません。

客観的事実を書く

申し送りを書く際は、客観的事実と主観を区別する必要があります。情報に主観が入ると、見る人に正しい情報が伝わらず、誤った解釈をしたまま業務に入ってしまう可能性があります。

例えば、排泄の失敗があった利用者様に関する申し送りで、「認知症のため尿意がなく失禁される」という情報は介護者の主観になります。この場合は、「トイレにご案内するとすでにパット内に排尿あり、漏れていたため衣類交換もした」と事実のみを記載します。

このように誤った捉え方につながらないよう、基本的に申し送りノートには客観的事実のみを書き、主観的な感想などは別の欄で書いたり、口頭で伝えるほうがいいでしょう。

項目ごとに整理しておく

申し送りノートなどの情報共有ツールは、事前に項目ごとに整理しておきましょう。例えば、以下のような工夫があります。

  • 利用者様ごとに分ける
  • 食事や排泄など介助ごとに分ける
  • 体調不良などの特編が赤で表示する
  • 日時、記入者名、業務内容、所感などに記載欄を分ける

などです。

項目ごとに分ける理由としては、申し送りを書く人が書きやすいようにすることと、申し送りを読む人が理解しやすいようにするためです。

筆者の体験として、記入者名が書いておらず書いている内容について確認したいことがあっても、誰に聞いていいか分からないということがありました。ちょっとしたことが抜けるだけでも、業務に大きく影響することがあることを知っておきましょう。

手早く書けてしっかり伝わる!介護記録の書き方&場面別文例集

「時間をかけずに正しく書ける」介護記録の書き方のポイントがわかる!
すぐに使える場面別文例が満載!気になる場面やヒヤリハット場面が充実しています。

テレッサモバイルを使えば苦手な申し送りも簡単!

メイン

今回は、介護現場で申し送りが苦手な方に向けて、申し送りの例文や書き方のポイントを紹介してきました。

しかしながら、スムーズに書けるようになるには時間がかかりますし、スタッフによってどうしても書き方に差が出てしまうものです。

そんな課題をサポートしてくれるのが、LINEで介護記録を報告できる「テレッサモバイル」です。

テレッサモバイルは、スタッフのスマートフォンからLINEアプリを開き、テレッサモバイルをお友達登録することですぐに介護記録機能が使えるようになります。

あらかじめ設定された項目にチェックを入れ、申し送りは音声入力や漢字変換機能が使えるためスムーズ。よく使う申し送りの内容はあらかじめテンプレートとして設定しておくことで、何を書けばいいか迷う、文字を入力するのに時間がかかるといった悩みを解決します。

申し送りが苦手な人でも、書き方を学ぶ必要がなく手順に沿って入力するだけなので誰でも簡単にできるようになります。

まだ紙の記録用紙を使用している事業所様は、記録業務の効率化のために、ぜひ検討してみてください。

申し送りの目的を正しく知って適切に残そう!

ここまで、申し送りの例文やポイントをメインにお伝えしてきましたが、最後に、改めて申し送りの目的を確認しておきましょう。
申し送りが「面倒」と感じる人のなかには、その目的を正しく理解できていない人もいます。

申し送りの目的は以下の3点です。

  • 情報の見える化
  • ケアの統一化
  • 利用者様の安全

それでは、ひとつずつ解説していきます。

情報の見える化

申し送りの目的の一つ目は「情報の見える化」です。

介護サービスの対象は利用者様で、当たり前ですが人間なので日々体調や気分が一定ということはありません。そのため、以下のような情報を見える化して、適切なサービスを提供する必要があります。

  • 提供した介護サービスの内容
  • サービス提供に対する利用者様の反応
  • その日の体調や言動
  • 利用者様の周辺環境や状況
  • 食事量やバイタルなど

もし以上のような情報がわからない状態だと、適切な介護サービスが提供できず、利用者様にも迷惑がかかります。
申し送りを適切に行い、情報の見える化をすることは、利用者様に適したサービスを提供するために必要不可欠であることを知っておきましょう。

ケアの統一化

二つ目は「ケアの統一化」です。

先ほどの情報の見える化とつながりますが、普段どのような介護サービスを提供していて、利用者様がどんな反応をしているかを申し送りすることで、その日以降のケアを統一化できます。

なぜなら、介護サービスは毎日同じ職員が対応するわけではなく、さまざまな職員が入れ替わりで行うからです。

多くの介護の現場では、このケアの統一化が課題とされており、そのほとんどは適切な申し送りができていないことが原因となっています。逆に、申し送りを適切に行なうだけでも、ケアの統一化がしやすくなります。

例えば、ご飯の上にふりかけをかけないと食べない利用者様がいるとします。しかし、申し送りができていないとその情報を知らない職員も出てきます。自分では希望を伝えられない利用者様であれば、申し送りができていないと、いつまでもケアの統一化はできないでしょう。

利用者様の安全

三つ目は「利用者様の安全」です。

情報を見える化し、ケアを統一化することで、利用者様の安全な生活を実現できます。例えば、立ち上がる時にふらつきが多く転倒リスクが高まる利用者様に関して、申し送りを適切に行えば、立ち上がりの際に職員が注意深く関わり安全に配慮できます。

しかし、申し送りが上手く伝わっていない場合、職員はリスクを把握できず、結果として安全な配慮を怠ってしまうでしょう。

このように、申し送りは安全かつ適切な介護サービスを提供するために、必要不可欠な業務です。あらためて、介護現場における申し送りの目的や重要性を理解し、利用者様の安全確保に努めましょう。

ヘルパー手帳

介護用語や研修記録のページなど、ヘルパーさんの日常業務に活用できる情報満載のヘルパー手帳です。

持ち運びに便利なコンパクトサイズ♪

投稿者プロフィール

津島武志
介護業界16年目の現役介護職。介護リーダーや管理職の経験もあり、現在は地方法人のグループホームに勤務。現在は介護職以外に、介護士の転職メディア「介護士の転職コンパス」の運営や、複数のメディア(介護に限らず)でWebライターとして活動中。主な保有資格は、介護福祉士、介護支援専門員、社会福祉士など。