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介護業界で環境整備するメリット、デメリットとは?

  • 「介護業界の環境整備をしたい」
  • 「介護業界で環境整備をするメリットは?」
  • 「介護業界で環境整備をするデメリットは?」

今回は、以上のようなニーズや疑問に対して、介護業界における環境整備の重要性についても触れながら解説していきます。

本記事を読めば、介護業界での環境整備をする重要性がわかり、自分の事業所に必要な環境整備が見えてくるでしょう。

介護業界における環境整備の重要性とは?

介護業界においてなぜ環境整備が重要なのでしょうか?主な理由は、以下のとおりです。

  • スタッフの働きやすさに影響する
  • 利用者様へのサービスに質に影響する
  • 費用の削減にも関係している

このように環境整備は、働く人、サービスを受ける人、会社を経営する人など、さまざまな人に関わってくる大切な要素と言えます。

なぜ介護業界の環境整備が重要なのかについては、以下の記事でも詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

それでは、介護業界におけるメリットとデメリットについて考えていきましょう。

介護業界における環境整備のメリット5選

介護業界における環境整備のメリットは、以下の5つです。

  • 1.仕事の効率化
  • 2.利用者様のリスク軽減
  • 3.感染症の予防
  • 4.費用の削減
  • 5.働きやすい環境の実現

どれも介護サービスを提供する上で非常に重要なことなので、あらためて知っていただき、ぜひ自分の職場に活かしてみてください。

それぞれ詳しく解説していきます。

1.仕事の効率化

環境整備の基本は整理整頓です。使ったものは元の位置に戻すことや、主に仕事するデスクの上などを整えることで、仕事の効率化が期待できます。

整理整頓ができていないと物を探すのに時間がかかったり、乱雑な状態にストレスを感じ生産性が低下する可能性があります。仕事の非効率化は利用者様へのサービス低下につながり、事業所としての信頼性にも影響を及ぼすかもしれません。

介護業界における環境整備は、介護職の仕事の効率化のためにも、非常に重要であることと言えるでしょう。

2.利用者様のリスク軽減

環境整備によって整理整頓ができていると、利用者様の転倒や異食行為といったトラブルの軽減につながります。なぜなら、物が散乱している状態は、導線が確保されにくく事故が起きやすいからです。また、認知症の方の場合、何気なく置いている物を誤って口に入れてしまう危険も考えられます。

ここで筆者が、介護施設で経験した異食事故を紹介します。

ヘルパーステーションのカウンターの上に置いてあった小さなネジがありました。それを認知症の利用者様が飲み込むという事故が発生しました。その時はすぐに病院へ行き、特に異常はなくそのまま様子観察となりましたが、もしこれが内臓を傷付ける物や他の利用者様の薬であった場合、命の危険もあるでしょう。

環境整備の基本は、余計なものは置きっぱなしにしない、使ったものは元の場所に戻すことが重要です。利用者様の命を守るためにも、環境整備を徹底していきましょう。

3.感染症の予防

環境整備は感染症予防においても重要です。そして感染症予防のためには、環境整備における整理整頓や清掃などさまざまな具体策を行なうことが必要です。

使った物は元の位置に戻し、余計な書類は削減することで環境整備が行き渡ります。それが清掃や消毒をしやすい状態を作り、衛生的な環境の実現につながります。そして、結果的に感染症の予防につながるというわけです。

環境整備は整理整頓以外にも、清掃や消毒などが必要で、それらを実践することで利用者様やスタッフの負担軽減を図れます。利用者様はもちろん、自分たちスタッフの安全のためにも、環境整備による感染症の予防を意識していきましょう。

4.費用の削減

介護業界の環境整備の具体策として「ペーパーレス化」が挙げられます。不要な書類は削減し、電子化することで、印刷にかかる費用を大きく削減することが可能です。

また整理整頓による仕事の効率化を図ることで、スタッフの残業を減らすことにもつながるでしょう。残業が削減されれば、その分光熱費の節約にもなります。

物品の購入費用や人件費、余計な光熱費の削減など、環境整備によって介護事業所の支出を減らすことで、少しでも利益率を上げることは、長く事業所を運営する上で非常に大切です。

5.働きやすい環境の実現

環境整備は整理整頓に始まり、利用者様の安全や費用の削減など、さまざまなメリットをもたらしてくれます。

余計な仕事が減り利用者様に質の高い介護サービスが提供できるようになれば、ストレスの軽減ややりがいの向上につながり、スタッフの働きやすさに大きく影響してくるでしょう。

介護業界における環境整備や、利用者とスタッフ双方のためにも、非常に重要であることをあらためて知っておいてください。

本コラムを読み、環境整備が介護において大変重要なテーマであることを、今一度考えるきっかけになればと思います。

介護業界における環境整備のデメリット3選

介護業界における環境整備のデメリットは、以下の3つです。

  • 1.ツールの導入に費用がかかる
  • 2.慣れるまで時間がかかる
  • 3.セキュリティ面のリスクがある

これらのデメリットはあくまで一時的なもので、継続することで解消できるため、まずは環境整備への取り組みを開始することが大切です。

では、それぞれの詳しい内容を解説していきます。

1.ツールの導入に費用がかかる

デメリットの1つ目は、ツールを導入する場合に費用がかかることです。本記事の最後でも紹介している「テレッサモバイル」も、月額利用料がかかります。

しかし、仕事の効率化による残業の削減や、ペーパーレス化による物品費用の削減など、長期的にかかる費用を考えると、環境整備に役立つ便利なツールを導入するほうが、結果的にコストが抑えられます。

環境整備に必要なITツールは、一時的に費用はかかるものの、長期的に見ると時間やコストの削減効果が大きいと言えるでしょう。

2.慣れるまで時間がかかる

環境整備をする場合は、これまでしてきた作業や使っていたものが変化するため、どうしても始めは違和感を感じるでしょう。環境整備に限らず、何か新しいことをするときは慣れるまでに時間がかかります。

しかし、環境整備の変化に慣れることで、始める前よりも仕事が効率的になったり、時間が削減できたりするため、仕事が楽に感じれるでしょう。

費用や時間などのデメリットに関しては、環境整備開始当初の一時的なデメリットであり、継続することで解消されるので心配いりません。

まずは積極的に環境整備による変化を受け入れ、将来のメリットにつなげていきましょう。

3.セキュリティ面のリスクがある

環境整備の中でも、とくにペーパーレス化を図る上では個人情報の取り扱いに注意が必要です。これまでは紙での保存であったため、鍵付きの書庫に保管しておけば、その紙が流出しない限り情報が漏れる心配はありませんでした。

しかし、電子化することでネット上での情報管理となるため、セキュリティ面の管理を怠ると、世界中に情報が漏れてしまうリスクが伴うでしょう。環境整備のための便利ツールとして、さまざまなツールがありますが、導入前に必ずセキュリティ面を確認することが大切です。

なおテレッサモバイルは、LINEアプリをベースに構成されているので、セキュリティ面の信頼性は心配いりません。

テレッサモバイルは以外にも、介護の作業効率化を実現してくれる記憶アプリを、以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

介護現場の環境整備にはテレッサモバイルがおすすめ!

今回は、介護現場における環境整備のメリットとデメリットついて解説してきました。多くの介護の現場では、ペーパーレス化が遅れており、それらが環境整備を妨げている要因にもなっています。そのため、より環境整備を促進するには、書類の削減と時間の効率化が不可欠と言えます。そこで役に立つのが「テレッサモバイル」です。

テレッサモバイルを使うことで、介護記録の用紙が不要になり、訪問介護の際は時間の効率化だけでなく手荷物が減るというメリットもあります。

ここであらためて、環境整備をするメリット・デメリットを見ていきましょう。

【介護業界の環境整備のメリット5選】

1.仕事の効率化
2.利用者様のリスク軽減
3.感染症の予防
4.費用の削減
5.働きやすい環境の実現

【介護業界の環境整備のデメリット3選】

1.ツールの導入に費用がかかる
2.慣れるまで時間がかかる
3.セキュリティ面のリスクがある

実際に、テレッサモバイルと導入し仕事が楽になったという事業所さんの声もいただいています。

ぜひ現場の環境整備のためにも、テレッサモバイルの導入を検討してみてはいかがでしょうか?今なら最大2ヶ月無料でお試しができ、事業所には合わないなと感じた場合、本契約しなければ料金はいっさい発生しません。

ぜひ本記事を、介護の環境整備を考えるきっかけにしてみてくださいね。

Author Profile

津島武志
介護業界16年目の現役介護職。介護リーダーや管理職の経験もあり、現在は地方法人のグループホームに勤務。現在は介護職以外に、介護士の転職メディア「介護士の転職コンパス」の運営や、複数のメディア(介護に限らず)でWebライターとして活動中。主な保有資格は、介護福祉士、介護支援専門員、社会福祉士など。